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ゴリラのつぶやき by.ハマノ製靴所

靴・足のことや、その他のつぶやきをあれこれ

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メンテナンス  

クリスマスも終わり、さて、2009年もあとわずか・・・
ということで、工房の大掃除をほうき(一日ではできないので、小分けにやってます)しつつ、機械や道具の手入れも念入りにしておりました。
その流れで、我が工房で最も年上(誕生より一世紀以上経っております)であるに違いない修理用のミシンミシンをなんとかしようと思いたちました。

misin.jpg


「なんとか」とは・・・思えばこのミシン、靴職人であった祖父のお弟子さんが使用していたミシンを譲りうけた訳ですが、あまりメンテナンスなどしていなかったこともあり、足踏みミシンなのにほぼ手動(手まわし)で使っておりました。
と、いうのも、譲りうけた時には、すでに本来ついてあるべき革ベルト(足踏みするペダルと本体をつないで力を伝える)が切れており、革ベルトのかわりに作業用のロープ?みたいなものがつけられておりました。そのロープだと滑って空回りしまい、うまく足踏みでは動かすことができませんでした。
当工房では、靴を製作するときには、長い距離を直線や曲線で縫う必要があるのでモーター式のミシンを使用しております。(もちろん足踏みミシンで作られている方もいらっしゃいます)
しかし、修理用はそんなに長い距離を縫うことが多く無いので、「まあ、いいかっ」ってな感じで長い間そのままだったのですが…やはりそのベルトが気になっており、やっと今年の初めに革ベルトを購入し、付け換えました。

これでうまく動くだろうにやり・・・と思っていたのですが、スムーズに動かず・・・妙に重かったりベルトが滑ったり・・・パンダ涙
革ベルトの長さは自分で調節するわけですが、これが緩んでいるとひっかかりが弱く滑ってしまい、きつすぎると逆に硬くなって動かない・・・あれやこれやと長さを調節したもののうまく動かず。
で、またそのまま足踏みではなく手動で使用する日々が続いておりました。

と、いうわけで年の瀬になりやっぱりなんとかしたいなあ・・・と思い立ったわけです。
もう一度ベルトの長さを調節するもののやはりうまく動かず。

う~~ん、きちんとミシン屋さんにメンテナンスしてもらった方がいいんだろうなあ・・・と考えつつも、自分でなんとかしたいという思いは捨てきれず。
よし!メラメラとりあえずきれいにしよう!!!とブラシと布を手に色々磨きながら時には油や潤滑スプレーを使用しているうちに、裏側に今まで気にもしなかったカバーを発見し、それをはずしてみると中にはいっぱい埃がたまっておりました。
そんなこんなで、軽く分解しながら掃除を完了!
さてさて、とりあえず足踏み台を踏んだとき、

びっくり  「あっ、ベルトはずれたっ!!」

と思ったのですが、ベルトはちゃんとつながっておりました。
そう!まるで石屋の思いが伝わったのかと思うほどスムーズにミシンが動き出したではありませんか。
本来の動きはこんな感じなんですね。
ちょっと感動してしばらく踏み続けておりましたとさ
めでたしめでたし!! ぴーす

長い文章になりましたが、今年もいろいろ勉強になる靴を作らせていただきました。
来年は新しい試みもチャレンジして行こうと思っております。
来年もみなさんにとって良い年となりますように!!! ごりーら

そうそう、新年は2日よりはりきって営業いたします!
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category: 工房のことなど

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サブマリン  

突然ですが、サブマリン投法で(アンダースロー)元香川オリーブガイナーズのエースといえば誰でしょうはてな

そう!現東京ヤクルトスワローズボールの塚本浩二選手です。
香川県民には超簡単でしたね。
以前、今年横浜ベイスターズにドラフトで入団が決まった福田投手のインソールの話を書きました(2009-10-30-Friを参照)が、それより前から塚本選手のスパイク用のインソールを製作させていただいており、先日、自主トレで香川に戻ってきているついでにインソールのメンテナンスをしに来店されました。

インソール前

 
普段は2ペアのインソールを交代で使用しているとのことでしたが、やはりプロ選手ならではの激しい練習の跡がみられ、力のかかる場所はボロボロに・・・・・写真では右足の親指部分の表面が破けているくらいな感じですが、実は本体が割れかけておりまして、このままでは分裂してしまいそうな勢いでした。
当初1ペアは補修して破損の激しいもう1ペアは新しく作り直す予定でしたが、いつも使ってくれているということを聞いて、なんだかうれしくなってしまい、結局2ペアとも直してしまいました。 

インソール後


実は新しく作るのとそんなに手間はかわらないんですけどね。汗

といううわけで、直したインソールと塚本選手をパチリ

塚本選手

 
かわらず男前でしたヒヒヒ

ちなみに当店には塚本選手のガイナーズ時代の実物サイン入りユニフォームとキャップがショーウィンドウに飾ってあります。

ユニフォーム

本物をご覧になりたい方は是非お越しくださいませぴーす
あ、ちなみにプロスポーツ選手は除いて、通常のインソールはそんなにすぐ壊れたり、ボロボロにはなりませんのでご安心ください!

 

塚本選手!来季の更なるご活躍を期待していますガッツごりーら

category: インソール

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営業日のお知らせ  

12月6日(日)は店主不在のため、オーダーシューズ・インソールの受付はできません。
ご不便をおかけしますが、よろしくお願いします。


◆12月の営業日について

今年さいごの月曜日となる12月28日は、休まず、通常どおり営業いたします。
年末は30日まで営業、31日よりお休みとなります。

category: 営業日のお知らせ

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底が~  

いよいよ12月、年末ですね~。
ひさびさに修理の話題など。

最近お修理をした2足の靴。
「底がはがれてしまって…」と持ち込まれたものですが
結果的にはどちらもソールの接着ではなく、オールソール(=靴底全部を新しいものに変える)修理となりました。

 クラークス元 →→ クラークスはがれ

どちらも一見だいじょうぶそうなのですが… 実はパックリぱんだ

 ブーツ元 →→ ブーツはがれ

靴底の材料はまだしっかりしているけれど接着がはがれてしまった、という場合はもう一度きちんと接着しなおしてあげればよいだけ (‘だけ’といっても、実は意外に手間のかかる作業だったり…) です。料金もそんなにかかりません。
でもなかには、接着がはがれたというより、靴底の材料自体が劣化したことによって底が割れてしまったり、手でボロボロと崩せるような状態になってしまったものもあります。
この場合のお修理の料金はけっこうかかってしまいます。→なにせ靴底をいちから全部、新たにつくり直すことになるので汗

残念ながら今回は、そんなオールソール修理の例です。
…ちなみに、底が革製の靴(接着ではなく縫い付けてある底のもの)で、新しい革底に取り替えるのもオールソールですが、今回の底は革ではありません。

というわけで、できあがりがコチラ。

  クラークス    クラークス裏
このメンズの靴は、本来はメーカーさんに持ち込まれれば、元の底とまったく同じように修理可能な靴ですが、現在はすでにこのタイプの生産を終了されていて修理不可能だった、とのことで当店にやって来ました。

このように「まだきれいで捨てるに忍びない」「思い入れのある靴なので」とお持ちいただくお客様には、「修理は可能ですが使う材料が異なるため、はきごこちを同じにする事はできませんが…」ということをご了承いただいて修理をお受けしています。

  ブーツ
こちらのブーツは元はポリウレタン(ゴムみたいな、スポンジみたいな材料)に革を巻いたソールでしたが、お客様のご希望で
  「革は巻かず、劣化しない材料で」
ということで茶色のソールで再生。
限度はありますが多少ならば、オールソール修理の時に高さを変えて仕上げる場合もあります。今回は「全体のイメージは変えずに踵を少しだけ低く」というご指定。

これでまた、この2足の「靴」としての人生(靴生?)が再スタートです。
まだまだ長く履いてもらうんだぞぴーす

category: 靴修理

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