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ゴリラのつぶやき by.ハマノ製靴所

靴・足のことや、その他のつぶやきをあれこれ

オーダーメイドインソールのおはなし  

当店ではオーダーメイドの靴だけでなく、インソールも、それぞれのお客様にあわせたオーダーメイドのものをお作りしています。
※インソールは靴の中に入れる立体的な敷物のことで、「中敷」とも呼ばれています。

一般的には「インソール」 「中敷」と聞いても、あまり具体的に想像できなかったり、ドラッグストアなどでよく見かける、大きい靴のサイズ調整用、ビジネスマンの吸汗・消臭用、冬場の防寒用…などの中敷のイメージが多いと思いますが、当店のオーダーメイドインソールは、それとはまたちょっと(かなり?)違っています。
インソール全体  ← こちらがそのインソール。

全体的に立体感のあるのがお分かり頂けるでしょうか?
…とはいえ、写真で見ただけでは、一体これだけの物にどれだけの効果があるのか、決して安くはないお金を払う価値があるのか、疑問を抱かれる方もいらっしゃることと思います (お金の価値観や効果の感じ方も人それぞれではあるのですが…)。 今日はその一例として、店主がオーダーメイドインソールと出会ったときのことを、簡単に紹介したいと思います。
※大げさで嘘っぽく思われるかもしれませんが、この時の感激が、今の仕事をはじめた原動力にもなっています。
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 ●インソールに出会う前
扁平足のせいで腰痛がひどく、15分くらい歩くとすぐに疲れて、歩くのがいやになっていました。
 ●初めてインソールを入れた靴を履いた時
まず靴が軽く感じ、足の裏に何か当たってるという違和感をおぼえました(当たって痛いということではありません)。その違和感は歩いているうちにすぐに慣れてきました。
 ●その後
全然腰が痛くならずに歩くことができるようになり、必需品に。(今は手持ちのすべての靴にインソールを使用しています。)
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オーダーメイドインソールは、特に大きなトラブルはないという方やスポーツなどをなさる方に、現在よりも快適に歩いたり動いたりしていただけるのはもちろんなのですが、
「いま足や身体にトラブルを抱えて困っている」 という方ほど、その効果を体感していただけると思っています。

また次の機会には、私たちが 『こんな方は、オーダーインソールを使って頂ければ、きっと楽になって頂けるのになぁ』 と思う具体的な例を、いくつかご紹介したいと思います。
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category: インソール

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替えどき  

お客様からの質問でよくあるもののひとつに「かかと(ヒール)修理はどれぐらいで持って来ればよいか?」という質問があります。また、お履きの靴のかかとを示して、「あとどれぐらい履けるか?」と聞かれることもあります。

最初の「かかと修理のタイミングの目安」については、こんなことを参考にしてみてください。
まず、お手持ちの靴のかかとをよく見ていただくと、下の写真のように
 《かかと(ヒール)の本体部分》 と
 《いちばん下(地面と接する部分)の部分》 とで、素材が違っていることが多いと思います。
そのような靴の場合は、《いちばん下(地面と接する部分)の部分》~これはゴムやプラスチックのような感じの素材が多いと思います~からだんだんと減って行きます。
この《いちばん下(地面と接する部分)の部分》が磨り減って、なくなってしまう“前に”修理にお持ち下さい。
ヒール  ヒールのアップ
こちらの写真の靴などは、ちょうど「お修理時」です。
この状態でそのまま履き続けていると、やがて《かかと(ヒール)の本体部分》まで、すり減ってきてしまいます。そうなると、修理の時に減った分の材料を付け足してやったり(うちでは追加料金となります)、ときには減った部分までヒールを低く削ってしまわないと駄目な事もあります。

底の材料が、本体といちばん下の部分で違わない「一体型」の靴については、分かりやすい目安がないので難しいのですが、お手持ちの「材料が違っている靴」と見比べて見てください。
端の方が少し減ってきているだけならばまだ大丈夫ですが、底の模様が1/3~半分近くもツルツルに磨り減って、模様がなくなってしまっているような場合は、すぐに修理に出してあげてください。

このように、《かかと(ヒール)の本体部分》が減ってしまう前にお修理にお持ちいただければ…
 ・そうでない場合より仕上がりもきれいに、余分なお金もかからずにお直しすることができて
 ・同時に軽いお手入れ(剥がれた革の接着や靴磨きなど)も行いますので、靴も長持ち
と良い事づくめです♪

さてさて、2番目の「あとどれぐらい履けるか?」というご質問ですが、実はこれ、なかなかの難問。
というのも、そのお客様の歩き方の癖はもちろんなのですが、体格の良い方か小柄な方か、毎日履かれている靴なのか休日にしか履かれないのか、その靴で1日あたりにどのくらい歩いたり走ったりされるのか、底の素材はどんなものか…等、ひとことに“靴の減り方”といっても、本当にいろいろな要素が関係しています。
そのため、「あと2週間ですね」 「あと1ヶ月ぐらいですね」などの具体的な目安を言うことは、はっきり言ってできない…というわけなんです。


たまに、フト気づいたときで結構ですから、お手持ちの靴たちの「かかとの減りチェック」をしてあげてください。

category: 靴修理

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ゆかいな仲間たち  

工房のゆかいな仲間たちをご紹介します。

まずはこのブログでおなじみ、ゴリラのゴンザレスさん。
工房がオープンする前からの重鎮。道行くちびっ子たちの人気者。
1ヶ月ほど前に久々の毛づくろいをしてもらい、すっかりきれいになりました。
工房をあたたかく見守る“ヌシ”です。
golilabrog.jpg

2番手はワンコのエリザベスさん。
工房オープンと同時にやってきました。
意外に気づいてもらえない事も多いけれど、頭や尻尾をフリフリするキュートな子です。
エリザベス

そして隠れキャラ(?)のパンダさん。名前はまだない。
こっそりと落ち着いておられる所、無理やりひらけた場所に連れ出して、パチリkissDN
3人の中では一番のチビですが、一番の芸達者でもあります。そのファッションセンスもこのお方ならでは。
パンダ

こんなゆかいな仲間たちを探しに来てくださいキラキラ

category: 工房のことなど

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思うこと  

色々お客さんと話したり、取材などで記者の人とかと話すとき、名刺を交換したりしてると、名刺の肩書き(?)には “整形靴製作技術者”って書いてあるので、それについて話すことがあります。

“整形靴製作技術者”って何?っていう話からはじまりまりまして、まあ、聞かない呼び名なので、話題にするにはもってこいなのかも知れませんが・・・・
簡単にいうと、「足にトラブルをかかえてたり、足に障害を持った方たちの靴を作る人」みたいな感じです。
かといって、ファッションシューズを作らない、作れないっいうわけではなく、専門がそっち(整形靴)ということなんです。

よく、仕事の話をしていると、「靴職人さんなんですね~」っていう話になるんですが、僕は自分で靴職人と名乗ったことは一回もなく、大抵「靴を作ってます」
と話します。

人から「職人」って呼ばれることが、恥ずかしいとか、自信がないとか、拒否しているわけではないです。

のちのち、周りから「あいつは腕のいい職人だった」なんていわれれば幸せなわけで・・・。
今はただ、1足1足魂込めて作り続けるだけです。

category: 日々のこと

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かゆいところ  

boot.jpg


Ladys'のブーツです。履き口のところにベルトのついたデザイン。

普通に歩かれる時には問題ないけれど、階段を上り下りされる時に尾錠部分がスカートのすそに引っかかってしまうというお悩みでした。

金具
写真は左が加工前、右が加工後。
微妙にちがうのが分かっていただけるでしょうか?
尾錠の留め部分をヤスリで短く・丸く加工して、引っかかりをなくしました。

何かの拍子に感じる、こんなちょっとした「かゆいところ」がなくなるだけで、同じブーツでも気持ちよく履いていただければ笑い。

category: 靴修理

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